旧クレディア(現フロックス)について最高裁判決
2011.03.02 Wednesday 08:49
 昨日,最高裁第三小法廷が,旧クレディア(現フロックス)について,ある判断を示しました。

http://www.courts.go.jp/search/jhsp0030?action_id=dspDetail&hanreiSrchKbn=02&hanreiNo=81116&hanreiKbn=01

簡単にいうと,
1.旧クレディアに対する過払い債権は民事再生法181条1項1号所定の再生債権であり,
2.その弁済期は訴訟等によって過払金返還請求権の存在及び額が確定してから3か月後である。
ということです。

その結果,
1.訴訟等によって債権が確定し,3か月が経過するまでは遅延損害金の支払いを求めることはできない。
2.しかし,確定した債権額全部が「元金」となるので,その全部に対して遅延損害金が計算できる。
ということになります。

前提事実を知らないとよくわからない話かもしれません。

一言でいうと,過払い債権者にとっては不利な判断です。

旧クレディアは再生計画案を提出したとき,「届け出のない過払金も届け出があった債権と同様に支払うから」といって,再生計画案に「理解」を求めてきました。

しかし,その後,ネオライングループの傘下に入ると過払い請求しても訴訟をしなければ支払わなくなり,さらに訴訟を起こしても全く和解に応じず,判決が確定するまで支払わなくなりました。

今回の判決は,このように,次第に悪化していったフロックスの態度を正当化し,それに裏付けを与える内容のものなのです。

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