すべてがFになる
2014.10.31 Friday 08:41
『すべてがFになる』(講談社文庫)森博嗣


10月から各局でドラマの新シリーズが始まりました。

録画しているのですが、なかなか追いつきません。

放映前に一番期待していたのは、この『すべてがFになる』。

森博嗣さんのデビュー作。

トリックが予想外で、どんでん返しがラストに連続し、面白い作品です。

コンピュータに関する話がたくさん出てきますが、小説のなかでは時代は1994年(windows95発売前!)なので、「当時でこれはすごいんだなあ」とか、そういう感じの感想を持ちます。

たとえば、「メモリ1ギガですごかったんだ〜」とか。

そういえばそうでしたね。

1994年に買ったDynabook、わざわざ大枚はたいてハードディスクを増設したんですが、その容量わずかに140メガバイトでしたもんね(笑)。

ともあれ、原作は面白いです。

ドラマは1話目しか見ていませんが、第2作『冷たい密室と博士たち』をドラマ化したもののようですね。

原作とはちょっとイメージが違いますが、違いを楽しみたいと思います(^^♪

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要件事実入門
2014.09.25 Thursday 08:08
『要件事実入門』(創耕舎)岡口基一・中村真


台風16号から変わった低気圧のせいか、今日は妙に蒸し暑いです。

早朝からゴルフ練習に行ってきましたが、汗だくになりました(^_^;)

さて、品切れのため、一時はプレミア価格までついていた岡口判事の『要件事実入門』が増刷され、フツーに買えるようになりました(´▽`) ホッ

そこで、さっそくAmazonでオーダー。

実はまだ第1章とエピローグしか読んでないのですが、説明がやさしくてわかりやすいな〜と思いました。

新人司法書士の簡裁代理考査対策にも使えるのではないでしょうか?

エピローグは中村真弁護士のマンガ。

正直、買う前はもっとたくさんマンガが載っているかと思ってました(笑)

最近の中村先生のブログのマンガはスクリーントーンが多用され、かなり凝った出来。

それに比べるとクオリティはどうなの?なんてね(^^ゞ

でも、この本はあくまでも『要件事実入門』。

現役の裁判官が描いたマジメな本ですから、あまりふざけるわけにもいかないかと納得(^^♪

中村先生、今度は純粋にマンガの本を出すことも検討して〜!

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弁護士の失敗学
2014.09.16 Tuesday 08:22
『弁護士の失敗学』(東弁協叢書)高中正彦他


仕事をする以上、失敗をゼロにすることは不可能。

しかし、ミスを減らす、ミスが起きても致命的なものにしない努力ができているかいないかで、その後の展開が大きく変わることも・・・

司法書士会の執務検討委員会でも、仕事上の失敗や懲戒事例などについて検討を重ねているところですが、この本は弁護士さんが弁護士さんのために書かれた「失敗学」。

もちろん、司法書士にとっても大いに参考になります。

第2章の「冷や汗体験から失敗を考える」には様々な経験談が載せられていて、自分の体験にもあてはまる部分が見つかります。

第3章の「失敗の防止策を考える」のなかには「うつ病対策 精神の健康法」という節が設けられているあたり、抜かりないなという感じがします。

もっとも、「弁護士の仲間と酒を飲むのはお勧めである」というのは要注意。

私もお酒は大好きなので、仲間と楽しく飲むのは確かにオススメですが、鬱屈した気分の時にはお酒は避けた方がいいでしょう。

悪酔いしますし、アルコール依存への道が開いてしまう恐れがありますので。

ともあれ、弁護士のみならず司法書士にもオススメの1冊です(^^♪

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健康で文化的な最低限度の生活
2014.09.01 Monday 08:18
『健康で文化的な最低限度の生活』(小学館)柏木ハルコ


週刊ビッグコミックスピリッツで連載中だそうです。

主人公は大学を卒業して区役所に就職した義経えみるさん。

福祉事務所に配属され、知識も経験もないまま生活保護行政の現場へ。

そこで出会う生活保護受給者や申請者の人生を垣間見るうちに、生活保護行政のあり方についても疑問を抱くことも。

生活保護をテーマとしていますが、主人公の成長していく姿をうまく描き、マンガとしても面白いです。

もちろん、生活保護について学ぶにも最適。

生活保護は誤解や偏見の多い問題ですから、リアルな実態を知ることができると思います(^^♪

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中高生のためのメンタル系サバイバルガイド
2014.08.15 Friday 09:42
昨日までは通常営業でしたが、今日はお盆休みです(^^♪

お盆になると、他府県ナンバーの車が増えました。

東京にいたころはお盆や正月はゴーストタウンになるようなところに住んでいたのですが、和歌山ではこういう時期になるとかえって人が増えます。

帰省される方が多いためですが、返るふるさとがあるのもいいですね(^^♪

さて、『中高生のためのメンタル系サバイバルガイド』(日本評論社)松本俊彦編


臨床心理士の厚坊浩史先生にご紹介いただいて、読んでみました。

私は教育に携わっているわけではないし、日常、中高生と接する機会はほとんどないのですが、大変興味深く読んでいます。

恋愛やドラッグ、アディクション、いのち、親との関係など、中高生の直面する様々な問題について、それぞれの専門家が中高生向けに書いた論文を集めたものです。

中高生向けにといっても、やさしい内容ではありません。

難解ではないけれども、大人が読んでも大変勉強になります。

というより、大人(保護者等)が読むべきなのかもしれません。

個人的には「自切俳人のオールナイトニッポン」が懐かしかった(^^♪

精神科医で、大学の教授になっている人だとは知らなかったΣ( ̄▽ ̄ノ)ノえっ!

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政府は必ず嘘をつく
2014.07.23 Wednesday 07:54
『政府は必ず嘘をつく―アメリカの「失われた10年」が私たちに警告すること』(角川SSC新書)堤未果


堤未果さんの本は貧困大国アメリカシリーズなど、何冊か読んだことがあります。

この本の存在も知っていたのですが、出版から2年ほどたってようやく入手。

出てすぐ読まなかったのは、タイトルのせいもあるかも?(^_^;)

月並み・・・というより、むしろ陳腐・・・そんな感じが否めませんから。

内容的には、いろいろ興味深い部分があります。

あのウォール街でのオキュパイ運動、日本でも大変話題になりましたが、実は何者かが食料などを供給していた、とか。

抗議運動を体制内化し、適度にガス抜きするという手法は今に始まったものではありませんが、相当に巧妙化しているようです。

また、「アラブの春」でもアメリカが事前にアラブの若者を招き、フェイスブックやツイッターなどSNSの技術指導をしていた、とか、スプレー缶やステッカーなどを大量に供給していたとか。

芸が細かいというか、そこまでするんだという感じがしますね。

「ちょっとどうかな?」と思う部分も。

政府による情報操作を強調しながら、ご自身が(インタビュー等で)入手された情報については十分検証されていないように読める部分がありますので。

共感できる部分もあります。

TPPのISD条項の危険性について述べられているところですね。

本当にその恐ろしさが分かっている人が、日本にどのくらいいるのでしょうか?

ともあれ、一読の価値はあります(^^♪

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嫌われる勇気
2014.07.01 Tuesday 08:06
『嫌われる勇気』(ダイヤモンド社)岸見一郎×古賀史健


ひとことで言えば、アドラー心理学をわかりやすく解説した本です。

面白いのは、「青年」と「哲人」との対話形式で描かれているところ。

著者の岸見一郎さんはギリシャ哲学の専門家ということですから、プラトンの対話篇に着想を得たものでしょう。

アドラーといえば精神分析の一派ぐらいの認識しかなかったのですが、この本を読んで大変興味を持ちました。

この本でも強調されているように、現在の不調の原因を過去に求める原因論は、結局宿命論になってしまいます。

この原因論を、ジェンドリンはexperiencing(体験過程)論で乗り越えるわけですが、アドラーは全く違ったアプローチ(目的論)で克服しようとしています。

目指すところが同じなだけに、微妙に交差するところがあります(^^♪

ロジャーズとアドラーはあまりいい出会い方をしなかったけれど、晩年になってロジャーズはアドラーを高く評価した論文を書いています(1980年)。

もともとロジャーズはフロイトの高弟であったランクの影響を強く受けているのですが、こうしてみると精神分析なアプローチとPCAにはどこかで相通じるものがあるのかも。

岸見先生の著作には、ほかに『アドラー心理学入門』(ベスト新書)もありますが、それよりもこの『嫌われる勇気』の方が分かりやすいし、面白いと思います。

心理学を学んだことのない人にもオススメ(^^♪

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こころが晴れるノート
2014.06.23 Monday 08:00
『こころが晴れるノート』(創元社)大野裕

先日の、産業カウンセラー協会公開講座でも紹介された認知療法の入門書。


大野裕先生のお話は、昨年、松山で開催された産業カウンセラー協会の全国研究大会でもお聞きし、大変感銘を受けましたが、著書を拝読するのは初めて。

今、大変人気のある認知行動療法ですが、それを自分で使ってみましょうというノートです。

大変わかりやすいし、認知療法の初歩がよく理解できました。

今度の日曜に認知療法の講習を受講予定なので、ちょっとした予習になったかもしれません(^^♪

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偉大なる、しゅららぼん
2014.06.20 Friday 08:04
『偉大なる、しゅららぼん』(集英社文庫)万城目学


映画『偉大なる、しゅららぼん』の原作です。

舞台は滋賀県。

琵琶湖の神から不思議な力を授かる一族のお話。

万城目さんの話は面白いですね(^^♪

京都(鴨川ホルモー)、奈良(鹿男)、大阪(プリンセス・トヨトミ)、滋賀(しゅららぼん)と来たので、今度は和歌山を舞台に話を書いてもらえないかなあ。

映画の方も見てみたいです。

淡十郎が濱田岳さんというのはいいかもしれないけど、清子が深田恭子さんというのは、かなり原作とイメージが違いますね。

渡辺直美さんあたりが適役な感じですが(^^♪

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自殺って言えなかった
2014.06.05 Thursday 08:13
『自殺って言えなかった』(サンマーク文庫)自死遺児編集委員会・あしなが育英会


あしなが育英会は交通事故によって親を失った子供に奨学金を援助することから始まったそうですが、当初から奨学生のつどいを行って子どもたちの心のケアに努めてこられたそうです。

「つどい」では自分を語ろうということで、仝譴辰燭海箸蓮他では話さない、∀辰靴燭なかったら話さなくてもいい、C膣屬力辰鯣稟宗助言しないというルールのもと、死別体験などを語り合うのだそうです。

交通遺児だけでなく震災遺児への援助なども開始していた育英会ですが、自殺者が3万人を超えるという異常事態を前に、2000年以降、自死遺児へのケアを積極的に進めてきたということです。

この本はその成果というべきもので、前半は学生たちが自分の経験をつづったもの。

親の自殺に対し、子供たちがどのように悩み、苦しんだかがよくわかります。

後半は、それを読んだ大人の感想や、配偶者を自殺で失った方のエッセイ、この本のもととなった文集を自ら執筆・編集した自死遺児たちによる座談会などが収録されています。

自殺対策は自殺する人の問題解決も課題ですが、遺族へのケアも大切。

その意味で、この本は遺族の気持ちに少しでも寄り添うため必読と言えると思います。

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